ジャケット着用の際にネックラインは目立つディテール。

定番のクルーネックを選ぶ際、Tシャツのリブが太すぎるものや襟ぐりが大きく開いているネックラインだと首元の主張が強すぎるため、やや細身のリブで、詰まったネックラインがすっきりとした印象を与え、ジャケットとの相性も良くなります。

ドレスシャツで例えるとオックスフォード生地は天竺編み、ブロード生地はスムース編みのようなイメージで違いがあります。

天竺編みは横方向のみ伸縮するため生地感がしっかりとしていてTシャツの形状が綺麗に出やすく体型をカバーしやすいです。

スムース編みは天竺編みよりも横・斜め方向に伸縮性が高く、体型にフィットしやすく着心地が良いです。

編み方に関しては用途や好みによって選ばれることをおすすめします。

次に素材選びに注目します。

Tシャツの素材は細い糸で編み目が繊細で目が詰まっているものがジャケットスタイルとの相性が良いです。

中でもギザコットンやスーピマコットンといった繊維が長い素材を使用している生地は糸の繋ぎ目が少なく、自然な光沢感やしっかりとしたハリ感があり、上品な見た目になります。また洗濯しても風合いが変わりづらく長持ちしやすいです。